はじめに


東京都板橋区にある「板橋区立熱帯環境植物館」では、2019年1月2日~14日まで、蘭の魅力を堪能できる「らん・ラン・蘭展2019」が開催されます。華やかでおめでたいお正月にぴったりの花・ランに出会いに、新年最初のおでかけに出かけましょう。

華やかで品のあるランの魅力「らん・ラン・蘭展2019」


「らん・ラン・蘭展2019」は、東京板橋区にある「板橋区立熱帯環境植物館」で開催されます。メインとなるのは、亜熱帯から熱帯アジアで樹木や岩に着生して咲く「セロジネ」という花で、展示を通してその魅力をたっぷりと知ることができます。

ほかにも、華やかな洋ランや侘び寂びを感じる東洋ランの花など、様々なランの世界を見ることができます。また、ランをモチーフにした水彩画の展示に、ミニコチョウランやシクラメン、お米が当たるお年玉抽選会や苔玉作りなど、参加・体験して楽しめるイベントも用意されています。

メインフラワーは清楚で可憐な「セロジネ」


「セロジネ」は亜熱帯から熱帯アジアに咲く、ラン科セロジネ属の多年草で、岩や樹木に着生して花を咲かせます。ヒマラヤ山麓系のセロジネは日光を好み寒さに強く、なかでも冬に咲く「セロジネ インターメディア」は丈夫で、花がよく咲く交配種なので初心者でも栽培できるランとしておすすめです。

「板橋区立熱帯環境植物館」は東南アジアの熱帯雨林を再現した植物館なので、東南アジアで見られるセロジネとは相性が良く、メインフラワーとなりました。小ぶりで可憐なセロジネは清楚さを連想させる花なので、お正月の清々しい気分にぴったりです。

家族連れに嬉しいイベントも多数


イベント開催中は、ランの展示に加えて様々なイベントが企画されています。2019年1月2日(水)と3日(木)に開催される「お年玉抽選会」では、スピードくじで2019年初の運試しに挑戦できます。プレゼントにはミニコチョウランやシクラメン、お米などが用意されています。

また、お正月飾りとして家に飾ることのできる「お正月の苔玉作り」や、温室に隠された卵を探し、中に書いてあるクイズを解く「卵を探せ! クイズ大会」、植物館内にある植物などを題材にした神経衰弱ゲームの「植物絵合わせ大会」などが予定されているので、家族連れでも楽しめます。

板橋区立熱帯環境植物館


「板橋区立熱帯環境植物館」は、東南アジアの熱帯雨林を再現した立体的な博物館型の植物館です。

潮間帯植生、熱帯低地林、集落景観の3つの植生ゾーンに分かれた温室をメインに、熱帯の高山帯の雲霧林の環境を再現した冷室や、地階のミニ水族館を通して、海から山へと続いていく熱帯環境を楽しく学ぶことができるので、冬休み、家族連れのお出かけにおすすめですよ。


◆板橋区立熱帯環境植物館
住所:東京都板橋区高島平8-29-2
電話番号:03-5920-1131
営業時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:年末年始(12月28日~1月1日)、毎週月曜日※祝・休日の場合は翌平日
入館料:大人260円、小中学生・65才以上130円、未就学児無料※土・日曜日は小中学生入館無料

◆らん・ラン・蘭展2019
期間:2019年1月2日(水)~1月14日(月・祝)

おわりに


「板橋区立熱帯環境植物館」で2019年1月2日(水)~1月14日(月・祝)に開催される「らん・ラン・蘭展2019」は、煌びやかな洋ランから楚々とした東洋ランまで揃っているので、華やかなお正月にぴったりです。お正月休みに家族や友人と一緒に出かけてみませんか?

情報提供元: 旅色プラス