はじめに


実は、「三階の滝」という名前の滝は国内に何か所かあります。
今回ご紹介するのは、その中でも規模の大きい、宮城県の滝。
蔵王山を有する観光スポットにある、滝百選のひとつにも数えられる「三階の滝」の魅力をお伝えします!

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滝百選!宮城県の「三階の滝」とは?


「三階の滝」は、宮城県苅田郡蔵王町(かったぐんざおうまち)にあります。
名前の通り、3落差181mの間を落ちる段瀑です。

後烏帽子岳(うしろえぼしだけ)の東面を流れている石子沢から、細く3段に流れ落ちる三階の滝は、そこから登川へ注いでます。
その壮大さは東北屈指の名瀑といわれていて、日本滝百選にも選ばれています。


三階の滝には、そこに住む大きなカニと、不動滝に住む大ウナギが住処を巡って争った伝説があります。
カニは大ウナギが化けた美しい娘に唆された猟師から倒され、大ウナギはカニが倒される前にそのはさみで3つに切り分けられ、頭は青根、胴体は峩々(がが)、尾は遠刈田(とおがった)に飛んで行ったといわれているんです。

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滝百選!宮城県の「三階の滝」を訪れるのにおすすめの時期


三階の滝のおすすめの時期は、紅葉の季節です。
ブナやカツラなどの木々の林の中を流れる滝なので、季節によって変動しますが、紅葉で木々に色が付き始める10月中旬頃がベストシーズンです♪

もともと蔵王山に近く、紅葉の名所としても有名なエリアなので、鮮やかに色づいた木々たちと一緒に勢いよく流れる三階の滝の姿を眺めてみてはいかがでしょうか?

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滝百選!宮城県の「三階の滝」のおすすめ撮影スポット


三階の滝には、絶好の滝見台があります。
三階の滝の対岸側にあり、蔵王のお釜へと続く蔵王エコーライン添いに設置されています。

そこからは、雄大な景色とともに、三階の滝の絶景を眺めることができ、素晴らしい撮影ポイントとなっています。

滝見台からは、登川上流にある不動滝も見ることができるので、併せてその絶景を楽しむ方がほとんどです。

ちなみに、蔵王エコーラインは、11月~4月までの冬季は道路が封鎖されるので、ご注意くださいね!

滝百選!宮城県の「三階の滝」周辺のおすすめグルメ


三階の滝を見て楽しんだ後は、美味しいグルメを堪能しませんか?

「ベルツ」では、地元の高原野菜や手作りのハムやソーセージを食べることができます。

手作りのハムやソーセージは国際コンクールで金賞を受賞!
そんな美味しいハムやソーセージを味わえるバイエルンプレートランチや、本日のおすすめランチなどの選べるランチメニューがおすすめです。

ログハウス調の落ち着いた店内でゆったりと手作りソーセージやハムを味わってみてくださいね♪

◆ベルツ
住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字遠刈田北山21-12
電話番号:0224-34-2001
営業時間:11:00~19:30
定休日:木曜日

ベルツ


滝百選!宮城県の「三階の滝」を訪れたらチェックしておきたいスイーツ


三階の滝周辺のおすすめグルメをご紹介しましたが、もちろんスイーツも絶品なんですよ♪

大空(SORA)Café では、美味しいスイーツとともにティータイムを過ごすことができます。

おすすめは、スイーツ三点盛り。お店自慢のガトーショコラや、紅茶ゼリー、そして季節のフルーツのコンポートが盛られています。

そのほかにもフルーツピザや、季節のスイーツなど、舌で季節を感じることができるカフェなんです♡

◆大空(SORA)Café
住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字新地東裏山44-3
電話番号:0224-34-3868
営業時間:10:00~16:00※マルシェ参加などにより変動あり。詳しくはHPをご確認ください。
定休日:不定休

大空(SORA)Café


滝百選!宮城県の「三階の滝」へのアクセス方法


三階の滝の絶景スポットである滝見台までのアクセス方法をご紹介します。

【公共交通機関を利用する場合】
JR東北本線・白石駅からバスに乗車して約30分です。
タクシー利用の場合は、約10分ほどで到着します。

【自動車を利用する場合】
東北自動車道白石ICを降りてから約35分ほどで到着します。
遠刈田温泉から蔵王山のお釜まで続くエコーラインの途中にあります。

◆三階の滝
住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内
電話番号:0224-34-2725(蔵王町観光案内所)

三階の滝



滝百選!宮城県の「三階の滝」周辺のおすすめ宿


滝を堪能したあとは、遠刈田温泉でゆっくりと宿泊しませんか?

「かっぱの宿旅館三治郎」では、蔵王連峰を望む場所にあり、上質な濁り湯や地産地消のグルメが楽しめる宿です。

遠刈田温泉は開湯から約400年の歴史を持っており、古くから湯治場として人気がありました。
そして、かっぱの宿旅館三治郎は、約300年もの歴史を持つ宿なんです!

ちなみに“かっぱの宿”とは、刈田峯神社への参拝客が三治郎宿で休憩する際に、傘と蓑を着ており、その姿が「かっぱ」に見えることから「かっぱの宿」という噂が広がったとされています。
歴史あふれるかっぱの宿に一度訪れてみませんか?

◆かっぱの宿旅館三治郎
住所:宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉本町3
電話番号:0224-34-2216

かっぱの宿旅館三治郎



滝百選!宮城県の「三階の滝」と併せて訪れたいスポット


三階の滝を見たのであれば、やっぱり外せないのが不動滝(ふどうたき)です。
前述した蔵王エコーライン沿いにある滝見台からも見ることのできる滝で、蔵王連山の中にある瀑布の中でも、一番の規模の大きな滝なんです。

不動滝の傍らには、滝の名前の通り「蔵王不動尊」があります。
不動尊の境内から眺める不動滝は滝見台で見るよりも近くに感じることができますよ!

滝見台から不動尊までは車で約8分程度。その道のりはくねくねとした曲道が続くので、気を付けましょう。

◆不動滝(ふどうたき)
住所:宮城県刈田郡蔵王町
電話番号:0224-33-2215(蔵王町農林観光課)

不動滝



おわりに


蔵王エコーラインの途中にあるため、蔵王山のお釜へと行く途中の寄り道スポットとしても有名な場所です。
木々の間から見える、三階の滝の細く流れる水の美しさをぜひ、ご堪能ください♪
情報提供元: 旅色プラス