はじめに

台湾北部のハブステーションとして勢いづく新北市・板橋駅周辺。台北駅からMRT板南線で5駅、約12分というアクセスの良さから、ホテルのニューオープンも続々。2年前に開業した「傑仕堡有氧酒店 JASPER HOTEL BANQIAO TAIPEI」は、都会の喧騒の中にある癒しの場として熱く支持され、2021年には新北優良旅館(The Best Accommodation in New Taipei City)にリスト入り。最高品質を意味する金賞を獲得した話題のホテルの魅力に迫ります。

高層ビルに秘境あり!? オアシス的存在のホテルが登場。

MRT板南線の板橋駅から徒歩約10分。「傑仕堡有氧酒店」は、板橋駅ハブセンターとして開発された新光ジャスパー・エアロビクスパークにあります。エリア内には、新光ミュージックホール、新光健診センター、長期滞在型ビジネスアパート、JXフィットネスクラブなどがあり、他にはない独特の魅力と活気を生み出しています。「傑仕堡有氧酒店」は、高層ビル街にある秘境を思わせる存在で、エントランスホールは開放感がありながら、控えめで落ち着いた雰囲気。ブルー系でまとめられたモザイクタイルの壁面は大自然のイメージ。ユニークなデザインのソファの座り心地は上々、ホテルマンのサービスも親切で的確。この滞在が素晴らしいものとなることをチェックインと同時に確信するでしょう。

自然光が降り注ぐ大きな窓。ベッド&水回りも快適そのもの!

客室はスイートルームを含む4タイプがあり、全204室。ウッディな素材感、柔らかなグレーの塗装を生かしてミニマムにまとめてあり、まるで自宅にいるような温かみのある空間が造られています。全室とも外の景色が存分に楽しめる大型の掃き出し窓があり、ベッドは英国王室御用達のスランバーランド社製を採用、快適な眠りが約束されています。

シャワーとトイレスペースは分離されていて、台湾の大手メーカーHCGが独自に研究開発した温水洗浄便座を備え付けています。ダブルドアのクローゼット、壁にはフレキシブルなフックなど、使い勝手の良い設えも光ります。また、15坪あるスイートルームには、小さなリビングスペースに加え、更衣スペース、ドレッサーを用意。広いバスルームには、ダブルボウルの洗面台と超大型のバスタブがあり、湯船に浸かりながら板橋エリアの夜景や星空を眺める、ロマンティックで価値ある体験が可能です。

高層階には大浴場! 人工炭酸泉で旅の疲れを癒しましょう。

公共スペースの設備も注目です。17階には、景観も楽しめる日本式の大浴場があり、宿泊客は無料で入場できます。窓の外には高層ビル街や新北市のスカイライン。浴槽の壁には浮世絵が描かれていて、日本の入浴文化のユニークな広がり方に感じ入ることでしょう。大浴場に使われているお湯は、日本の技術を導入し、人工的に作られている炭酸泉。泉質は弱酸性(PH5.0-5.5)で、湯上り感はしっとり滑らかです。

さらなるリラックスを求めるなら、岩盤浴やSPAマッサージを。

また、北海道の神黒石を使用した岩盤浴施設も見逃せません。遠赤外線とマイナスイオンの効果で、ただ横たわっているだけで新陳代謝アップが期待できると好評です。さらにSPAでのアロママッサージを受ければ、旅の疲れもすっかり吹き飛ぶことでしょう(※岩盤浴とSPAは別途料金がかかります)。

フィットネスクラブと提携。話題のエクササイズ体験は要チェック!

旅行中もジムで体を動かしたい人は、提携するJXフィットネスクラブ利用プランで宿泊するか、優待価格での利用申込みを。ジムスペースは明るく広々。プロのトレーナーの指導はもちろん、最新のトレーニング機器を揃えているのが魅力です。また、世界的に熱狂的人気のバンジー・ワークアウトを独占的に導入しているほか、水中で専用バイクを漕ぐアクアバイク、ダンスエクササイズのZumba®、ホットヨガなど、話題のエクササイズが体験できるので、旅のひとつのイベントとして参加するのもおすすめ。各クラスとも予約制なので、開講情報は公式HPをチェックしてみてください。


飲食に関しては、近隣の人気ブランドとの特別なコラボレーションにより、多元的なサービスを実現。朝食は、台湾ローカルから熱く支持されている「路易莎咖啡LOUISA COFFEE」で。ランチ以降は、板橋発のベルギービール・レストラン「布娜飛比利時啤酒餐酒館BRAVO BEER」へ。なんと250種ものクラフトビールを扱っていて、最初の一杯から迷うこと必至。まずは手作りの薄焼きピザと一緒にどうぞ。24時まで営業しているのも高得点です。

新鮮野菜?それとも鍋料理?ヘルシーなレストランがスタンバイ。

本館2階には、ヴィーガン対応レストラン「光焙若蔬食SUN BERNO」。新鮮な素材を使った革新的でヘルシーなメニューが自慢で、釜焼きピザ、異国風ベジタリアン料理、イタリアンコーヒーなどがいただけます。 同じく2階には、レストラン業にも進出したLOUISAグループによる鍋料理店「丹生炊事Tan Shou」。“丹生”という店名は、アツアツのうちに食べるという意味の台湾語“趁熱”の発音にかけているほか、さまざまな珍味が集まる場所という意味が込められているそう。出汁の素材をじっくり煮込み、丹精こめて作られるスープの奥深い味わい、台湾産の具材の滋味が堪能できるお鍋をぜひ。シェフお手製の肉団子、昔ながらの真っ白なかき氷“清冰”など、体と心を温める、忘れがたい味わいが待っています。

おわりに

新北市のハブステーションとして活気付く街・板橋。この地の高層ホテルから望む台北や新北市の景色は新鮮に映るはず。次のホテル選びの際は、板橋エリアを選択肢に入れることをお忘れなく。


◆傑仕堡有氧酒店
住所:新北市板橋區縣民大道二段275號
電話:+886-2-7727-3000
情報提供元: 旅色プラス