はじめに


連休が多く、気候も過ごしやすい秋。旅行を計画している人も多いのではないでしょうか? せっかく旅行に行くなら、少しでもおしゃれに過ごしたいもの。そこで、トレンドの最先端を走る女性ファッション誌の編集長に、秋旅の必須アイテムとおすすめのスポットを聞きました。

『VERY』編集長・今尾朝子さん


Q1.旅の必須アイテムはなんですか?
 A1. お気に入りのサングラス

サングラスって都内でももちろん必需品だけれど、旅にも絶対忘れたくないもの。今のお気に入りは「ギャレットライト」のサングラス。あとは、やっぱり手ぶらが好きなので、パタゴニアのボディバッグは、サブバッグと別にいつも持って行きます。

Q2. 秋の女性ひとり旅でおすすめのスポットを教えてください
 A2. SAYS FARM(富山県)

北陸新幹線で金沢の手前の富山駅で降り立って、氷見市にあるワイナリー「SAYS FARM」を訪れてみるのはどうでしょうか。ここまで行くにはレンタカーか在来線で乗り継いで行く必要がありますが。晴れていれば立山連峰が一望できる立地なので、ワイナリー内のレストランで地ワインを楽しむのがおすすめです。氷見漁港にある食堂や、近くの美味しいお寿司屋さんも意外と低予算で巡れちゃうかも。明るくのどかな街でひとり旅にはちょうどいいと思います。富山市内にある「富山県美術館」もいいですね。
◆今尾朝子
神奈川県生まれ。0型。1998年光文社入社。『VERY編集部』『STORY編集部』を経て、2007年より現職。2012年よりVERYブランド事業室長を兼任。 『VERY』
10月号(9月7日発売)の大特集は「5大キャラ別・目指すは‟去年の自分越え“ファッション!」。2019年秋の読者のファッションテイスト別に、自分らしくオシャレを楽しむ最旬のアイテムやテクニックを紹介。そのほか、運動会や発表会シーズンに向けたイベントファッション提案など盛りだくさんです。

『GINGER』編集長・渡邊千帆さん


Q1.旅の必須アイテムはなんですか?
 A1. コスメデコルテ ヴィタ ドレーブ マスク

1枚ずつ梱包されたこのシートマスクは、旅先でも肌乱れを引き起こさないためのローションがたっぷり含まれています。長時間の機内コスメとしてもぴったりですし、かさばりがちな化粧水替わりにも。日数分持って行けば現地で捨てられて、帰国の時は荷物にもならず身軽になり、トランクにお土産を入れられるスペースも。

Q2. 秋の女性ひとり旅でおすすめのスポットを教えてください
 A2. 益子(栃木県) または 民芸巡り(鳥取県)

働き方改革もあり自分時間が増えている昨今。となると自宅での食の見直しの時間も取れるようになり、美味しそうに見えるお皿、カトラリーが必要に。益子も鳥取も日本の生活・暮らしにフィットするものが多いので、行くたび新たな発見があります。益子では疲れたらカフェ「スターネット」でゆったり。鳥取なら「植田正治写真美術館」でインスタ映えを狙っても。
◆渡邊千帆
大学卒業後、ファッション誌『Ray』『25ans』の美容担当を経て副編集長に。2009年幻冬舎に入社後『GINGER』副編集長をつとめ、2015年からは現職に。 『GINGER』
働くアラサー女性の知的好奇心を満足させ、今も10年後も輝くためのファッション、美容、そしてライフスタイル&人生観を届けます。10月号では心の叫びに素直に従って“これがいい”と思える“愛”あるモノ・コトを紹介。石原さとみ、桐谷美玲、森星、河北麻友子、香取慎吾、三浦春馬といった注目の人たちが、今「愛」を傾けていることを語ります!

『Numero TOKYO』編集長・田中杏子さん


Q1.旅の必須アイテムはなんですか?
 A1. サングラス、Bioplayスピーカー、時計、ストール……あとは、本ですね。

どんな時もサングラスは欠かせないアイテムです。行き先にもよるのですが、ファッションアイテムとしてのみならず、紫外線対策としても旅支度には必須です。また、お部屋のサウンドとしてBioplayのスピーカーは手放せません。読書の時間は無音を選ぶので、シーンに応じて楽しんでいます。

Q2. 秋の女性ひとり旅でおすすめのスポットを教えてください
 A2. 箱根本箱(神奈川県)

一番おすすめなのはブックホテル「箱根本箱」です。温泉に浸かって、美味しい食事をいただいて、本や写真集にどっぷり浸かる、館内から出たくなくなるホテルです。実際に、女性一人のお客様が多くいらっしゃいました。

◆田中杏子
10月30日生まれ。ミラノに渡りファッションを学んだ後、第一線で活躍するファッション・エディターのもとで、雑誌や広告などに携わる。帰国後はフリーランスのスタイリストとして活動。『流行通信』や『ELLE JAPON』の契約スタイリストを経て、『VOGUE NIPPON』創刊時より編集スタッフとして参加。2005年11月より『Numéro TOKYO』編集長に就任し、1年半の準備期間を経て、2007年2月に創刊、現在にいたる。著書に『AKO’S FASHION BOOK』。 『Numero TOKYO』
ファッションやビューティ、アートなどの幅広いカテゴリーを、独自の視点や美意識で編集。100%オリジナルで製作したコンテンツはクリエイションと刺激が詰め込まれ、新しい生き方や考え方、人生の価値観を提案しています。最新号は「新時代のレディの条件!」。キャリアも持ちながらオシャレに人生も謳歌し、地球環境やチャリティ活動にも目を向けるなど、幅広い視野を持つレディの条件を特集しています。

『otona MUSE』『sweet』編集長・渡辺佳代子さん


Q1.旅の必須アイテムはなんですか?
 A1.ゼロハリバートンのスーツケース

私が長年愛用しているスーツケースは「ゼロハリバートン」。ルックスは若干渋めなんですが、とにかく軽くて丈夫。荷物をどんなにギュウギュウに詰めても片手で持てちゃいますし、薄くてペコペコしているように見えて、放り投げても全然大丈夫。実際修理に出したことは一度もありません。ゼロハリ派の女性は少ないけれど、本当におすすめなのでぜひ!


Q2. 秋の女性ひとり旅でおすすめのスポットを教えてください
 A2.ハロナコーブ(ハワイ)

『otona MUSE』7月号の表紙を撮影したビーチ、ハロナコーブをおすすめしたいです。白砂とエメラルドグリーンの“ザ・ハワイ”なビーチも爽やかでよいのですが、ここは、焦げ茶色の溶岩と深いブルーのコントラストがとても美しくて、何時間でも何もせず過ごせるくらい最高に気持ちのいい場所。ワイキキから車で向かう道中の景色も素晴らしいので、ぜひドライブがてら訪れてみてください。
◆渡辺佳代子
1997年、宝島社入社。『CUTiE(キューティ)』編集部を経て、1999年から『sweet(スウィート)』編集長に就任。2014年からは、『otona MUSE(オトナミューズ)』の編集長も兼任する。


『otona MUSE』
2018年下半期の販売部数がファッション雑誌でNo.1(※)の『otona MUSE』の10月号では、巻頭特集「秋トレンドを占う!」にて最新ファッションを紹介。特別付録は、2WAYデザインの「IÉNA[イエナ]バッグみたいなバニティポーチ」。(※日本ABC協会雑誌発行社レポート2018年下半期(7~12月)より)

『sweet』
今年で創刊20周年を迎えた累計実売No.1の雑誌(※)。9月号の巻頭特集は「ファッション大特集 秋おしゃれ解禁❤」と題し、最新トレンドを紹介! 特別付録はMERCURYDUOのダブルジップチェーンバッグと花柄マルチケースの可愛すぎる2個セット。(※日本ABC協会雑誌発⾏社レポート2009〜2018年下半期の累計実売)


おわりに


女性ファッション誌の編集長4名に、それぞれ個性が光る旅の楽しみ方を教えていただきました。気になる旅先やアイテムはありましたか? ぜひ、秋旅の参考にしてみてくださいね。
情報提供元: 旅色プラス