はじめに


福島県の会津と聞くと、「会津若松城(鶴ヶ城)」「白虎隊」などといった、歴史の面影を感じるスポットのイメージがありますよね。
そんな会津には、日本百名さんに選ばれている「会津駒ヶ岳」(あいづこまがだけ)があるのです。
今回はそんな「会津駒ヶ岳」の魅力と見どころをご紹介します。

福島県の山「会津駒ヶ岳」の魅力その① 会津駒ヶ岳の概要


会津駒ヶ岳は、福島県にある山です。
日本百名山の1つにも選ばれています。

普段は、『会津駒』や『駒ヶ岳』という略称でも呼ばれています。

高山植物が多く自生しており、2007年8月30日に尾瀬国立公園の一部として指定されています。

福島県の山「会津駒ヶ岳」の魅力その② 会津駒ヶ岳ってどんな山?


会津駒ケ岳は、全山古生層からなる山です。

山頂付近が草原状態で高山植物が多くみられます。
また、丸みをおびた女性的な印象もあります。

おだやかな稜線の山頂付近一帯には、広大な湿原が広がっています。
山頂から北にのびている中門岳のなだらかな湿原の稜線では、ハクサンコザクラをはじめとした色々な高山植物の宝庫で、“天上の楽園”とも呼ばれることがあります。

福島県の山「会津駒ヶ岳」の魅力その③ 会津駒ヶ岳と山岳信仰


会津駒ヶ岳は、古くから山岳信仰の対象となりました。
会津駒ヶ岳の麓の村である檜枝岐村、南会津町伊南地域には、「駒嶽神社」と呼ばれる神社があり、会津駒ヶ岳をお祀りしています。

また、駒嶽神社の境内には『大桃の舞台』と呼ばれる農村舞台があります。
これは、国の重要文化財に指定されている場所でもあります。

昔は、農村の人々がここに集まって、会津駒ヶ岳を祀るために、何かしらの踊りや芝居を奉納していたのかもしれませんね。

福島県の山「会津駒ヶ岳」の魅力その④ 会津駒ヶ岳のみどころ


会津駒ヶ岳のみどころといえば、駒ヶ岳の自然ですが、山中でも一番のおすすめは『駒の大池』です。

「駒の大池」は、駒の小屋の近くにある大きな池のことなのです。
「駒の大池」の水面には、会津駒ケ岳が映り込みます。“逆さ会津駒ケ岳”をシャッターに収めるにおすすめのスポットですよ♪

ぜひ、山頂までの登山やトレッキングを行う方は、「駒の大池」を忘れずにチェックしてみてください。

福島県の山「会津駒ヶ岳」の魅力その⑤ おすすめの季節


会津駒ヶ岳のおすすめの季節は、「夏」です。
山頂の湿原に様々に咲き乱れる高山植物によって、夏のお花畑を見ることがでます。

天上の道といわれる湿原の中の、木でできた小道を歩きながら、いろいろな高山植物のかわいい姿を鑑賞してみてください♡

シャッターチャンスと思えるスポットが随所にありますので、カメラを忘れずに持参しましょう♪

福島県の山「会津駒ヶ岳」の魅力その⑥ おすすめの周辺グルメ


会津駒ヶ岳の麓にある檜枝岐村で、郷土料理である「お蕎麦」をたのしみませんか?

高地にあるために、米よりも「そば粉」を作ることに適した地域であるため、おいしいお蕎麦を食べることができます。
つなぎを一切使わない「裁ち蕎麦」ともいわれるお蕎麦は、濃いそばの味を楽しむことができます!

檜枝岐村にはたくさんのお蕎麦屋さんや、地産地消にこだわったレストランもあるので、ぜひご賞味ください♡

【お問い合わせ】
尾瀬檜枝岐村温泉観光案内所
場所:福島県南会津郡檜枝岐村下ノ原887-1
TEL:0241-75-2432


尾瀬檜枝岐村お食事処一覧



福島県の山「会津駒ヶ岳」へのアクセス方法


それでは、会津駒ケ岳への登山口までのアクセス方法をご紹介いたします。

訪れる際は、車での移動をおすすめいたします。

【滝沢登山口】
檜枝岐村内の国道352号から林道に分岐しています。その林道を約1.9kmすすむと、登山口駐車場に着きます。
その後、登山口から駒ノ大池を経由して、会津駒ケ岳山頂まで約5.3km、約3時間30分です。

他にも登山ルートはありますので、自分の登山レベルに合わせたものを選ぶといいですね。

おわりに


福島県の山「会津駒ケ岳」についてご紹介いたしました。
会津駒ヶ岳の周辺には温泉やグルメも充実しているので、登山が苦手な方も、ただ観光に訪れるだけでも楽しめます♪
ゆっくりと山を眺めてのんびりとした時間をすごしてみてください♪




情報提供元: 旅色プラス