はじめに


フランスの小説作家、「サン=テグジュペリ」をご紹介します☆
サン=テグジュペリは小説家としてだけではなく、パイロットとしても活躍し、この経験が作品の中でも大いに役立っています♪
その世界観を堪能できる小説やスポットをご紹介します。

サン=テグジュペリの人生をご紹介♪


1900年に、フランスのリヨンという街で生まれた「サン=テグジュペリ」。
スイスの「聖ヨハネ学院」で、彼の作品の基礎である、文学を学びました!

文学少年だったサン=テグジュペリは、兵役に志願して、陸軍飛行連隊に所属します。
そして退役後の1926年、26歳の時に、本格的に作家としてデビュー。

飛行士としての経験に基づいた作品を書き、世界中のパイロットから支持されるようになっていきます♪

その人気は、戦争の敵国のパイロット達からも高く、サン=テグジュペリのいる部隊とは戦いたくない、と言われるほどでした!

1944年にフランス内陸部を偵察しに行くため、ボルゴ空港から出撃後に地中海上空で行方不明となり、1998年に地中海の海域で遺品であるブレスレットが見つかっています。

そんなサン=テグジュペリのおすすめの作品をご紹介します。

サン=テグジュペリの代表作がコレ☆


サン=テグジュペリの代表作と言えば、【星の王子さま】といって間違いないでしょう!
小さい頃、この「星の王子さま」の物語を読んだことがある方もいますよね♪

でも、この「星の王子さま」は、実は大人に向けて書かれている物語なんです。
子どもの心を失ってしまった大人に向けて、たくさんのメッセージが込められているんですよ。

物語の中でキツネが話す、「大切なものは、目に見えない」というシーンは、大人になったいまだからこそ、考えさせられるセリフでもありますよね。

大人になったこどもたちにおすすめの本です♡

日本でも人気のサン=テグジュペリ★


日本を代表する映画監督「宮崎駿」は、サン=テグジュペリの長年のファンだといいます。

映画『紅の豚』では、飛行艇乗りが描かれていましたが、サン=テグジュペリの作品からインスパイアされることもあったでしょう♪

また神奈川県の箱根には、「星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ」といったミュージアムがあります。

星の王子様の展示物だけでなく、サン=テグジュペリが幼少期を過ごした教会なども再現されているんですよ♪

サン=テグジュペリのその他の作品♪


最後は、サン=テグジュペリが描く世界観をさらに深めるべく、その他のおすすめの小説をご紹介します。

1931年に発表された「夜間飛行」と、1939年に発表された「人間の土地」は、いずれもベストセラーとなり、高い評価を受けた作品です。現在も世界中の人たちに読まれているんですよ♪

また、1942年の「戦う操縦士」は、アメリカで先行発売され、ベストセラーになっています!
反ナチス派の間で読み継がれたという名作です。

これら3つの作品は、サン=テグジュペリの飛行士としての経験が多く活かされた作品といえます♪

おわりに


サン=テグジュペリのおすすめの小説やスポットをご紹介しました。
没後何十年と経っていますが、いまだに作品が愛されているのは、やっぱりサン=テグジュペリの作品が素晴らしいからなんでしょうね♡
彼が紡ぐ言葉ひとつひとつに、思いを巡らせてみませんか?




情報提供元: 旅色プラス