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世界最大級のバケーションレンタルサイトの HomeAway(ホームアウェイ)は、自社サイト上に掲載されている民泊物件を 360 度パノラマ画像で閲覧可能にする新機能「 バーチャルツアー」をプレローンチしたことを発表しました。
バーチャルツアーが導入された物件で宿泊先を探している旅行者は、ウェブサイト上に用意された物件の仮想空間を歩きながら 360度見たい場所を自由に「内覧」することができます。本機能は、広いスペースを探している訪日外国人のファミリーやグループ客が、事前に滞在体験をイメージする際に役立ちます。
バーチャルツアーのローンチは、東京、大阪、京都、北海道、沖縄が主な対象エリアになります。ローンチキャンペーン期間中(2020 年 2 月 19 日~ 2020 年 3 月 6 日)は、下記の応募要項に合った物件オーナーに、無償でバーチャルツアーを提供するキャンペーンを実施しています。
▼ローンチ申し込み概要
応募期間 : 2020 年 2 月 19 日(水)~ 3 月 6 日(金)
応募方法 : 応募期間中に問い合わせ用メールからお申し込みいただき、審査に通過された方が対象(150 物件が対象で、応募者多数の場合は抽選となります。)
応募資格 : 対象地域(東京、大阪、京都、北海道、沖縄)にて 50 平方メートル以上で丸ごと貸しの物件
問い合わせ: HA_MarketingJapan@expediagroup.com
バーチャルツアーを導入することで物件オーナー及び管理者はどのようなメリットを得られるのでしょうか。導入するメリットの1つ目は、バーチャルツアーを導入した物件は、同じエリアでリスティングする他の物件よりも目立たせることができるという点です。
2つ目として、旅行者自身は見たい場所を 360 度自由に「内覧」できるため、物件の設備や構造に関する問い合わせを減らすことができるほか、物件の状況を従来よりも正確に把握できるため、予約までの時間を短縮できます。
また、先行してバーチャルツアーを採用している海外グループサイトでは、バーチャルツアーを導入している物件は、導入していない物件よりも予約コンバージョンが高くなる傾向があることがわかっています。
バーチャルツアーは、HomeAway のパソコンおよびモバイル向けウェブサイトで利用可能です。物件オーナー個人のカメラやスマートフォンで撮影された画像からプロが撮影した画像まで対応できます。
プロによる撮影は、グローバルで提携している InsideMaps などの先進テクノロジー企業と連携して実施するため、難しい技術や知識を必要とせず簡単に導入できます。
HomeAway(ホームアウェイ)は、世界 190 ヵ国以上で 200 万件以上のユニークな物件を掲載している世界最大級のバケーションレンタルサイトです。
世界最大級の総合旅行サイト Expedia Group(エクスペディアグループ)傘下のブランドで、グローバルでは 23 言語、50 サイトを展開し月間の利用者は 7,500 万人を超えています。
iCal 形式に対応していることから、他の民泊プラットフォームに掲載されている方でも、ダブルブッキングを防ぎながら HomeAway の宿泊客にご自身のリスティングをアピールすることができます。
《参考サイト》HomeAway カレンダーと他のカレンダーを同期する
HomeAway を宿泊目的で宿泊される方は、他の民泊プラットフォームとは異なり、中年層の旅行者による利用が多いほか、家族や友人同士でのグループ旅行で利用される傾向があります。
そのため、他の民泊プラットフォームと比べると、滞在日数が長い宿泊客が多く、1組当たりの消費額も高いことがわかっています。HomeAway は他の民泊プラットフォームでは獲得できない利用者層にアプローチすることができることが強みです。※
※データ出典元: Phocuswright’s A Market Transformed: Private Accommodation in the U.S.