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民泊仲介サイト最大手のAirbnb(エアービーアンドビー)は、万里の長城を宿泊施設として利用できる史上初のキャンペーンの開催を急遽中止したことを発表した。
Airbnbはこれまで『Night At』キャンペーンと題して世界中の名所を一夜限りの宿泊施設に変え、無料で招待するキャンペーンを全世界で行ってきており、これまでは五輪スキージャンプ場の頂上や360度ガラス張りの水中ベッドルーム、グレートバリアリーフの海上などで泊まれる機会を提供。
『Night At 万里の長城』では総延長約6000キロの城壁を持ち人類史上最大の建築物ともいわれる「万里の長城」にデザインされた宿泊施設に泊まれるだけではなく中国文化も体験できるキャンペーンを提供する予定となっていた。
Airbnbでは万里の長城および中国の文化遺産をプロモーションできる機会すべく『Night At 万里の長城』の開催を発表していたが、多くのフィードバックを受けて急遽開催を中止したという。
『Night At 万里の長城』の開催が発表された直後から中国版ツイッターの微博(ウェイボー、Weibo)では、長い歴史を持つ万里の長城が本企画の開催により損傷するのではとの懸念の声が上がっていた。