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京都市観光協会は、京都市の宿泊税財源を活用し外国人観光客の受入環境整備を助成する制度(京都市観光協会インバウンド助成金)を創設したことを明らかにした。
助成対象となるのは、京都市内で外国人観光客も利用する可能性がある事業を行う宿泊施設や飲食店・観光施設などで、多言語整備、外国語研修開催、Wi-Fi整備、キャッシュレス対応、マーケティング推進(AI や IoT の活用など)などが対象の事業となる。
京都文化交流コンベンションビューローによると、京都市内の宿泊施設利用者に占める外国人利用割合は年々増加しており2018年5月には調査開始以来過去最高の約4割超えをするなど外国人観光客の利用が急増している。
京都市では外国人観光客の増加等に伴い宿泊施設や小売店や飲食店等における多言語対応、キャッシュレス決済など外国人観光客の受入環境整備はますます重要性を増していた。
インバウンド助成金の申請期間は2018年8月1日から2019年1月31日までとなるが先着順での受付となり予算額に達した時点で受付終了となるため早めの応募が望ましい。
【京都市観光協会インバウンド助成金の概要】
▽補助対象事業者
京都市内において外国人観光客の来訪・利用がある(or想定される)施設や観光事業者等
観光施設,宿泊施設,飲食店,小売店,医療機関,理容院・美容院,銭湯,商店街,交通機関,寺院・神社など
▽補助対象事業
キャッシュレス対応,免税対応,Wi-Fi 整備,洋式トイレ整備,多言語整備,外国 語研修開催,マナー啓発,ダイバーシティ対応(ムスリム,LGBT など),マーケティ ング推進(AI や IoT の活用など)など
▽助成額
(1)助成率:事業実施に係る経費の2分の1以内
(2)助成上限額:1件あたり上限20万円
※ただし複数の受入環境整備を行う場合は、事業費の1/2の範囲内で最大40万円まで助成
▽申請受付期間
申請受付期間 平成30年8月1日(水)~平成31年1月31日(木)
※先着順で審査し,予算額(800万円)に達し次第終了