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米Googleは2018年2月に、モバイル版Google検索の検索結果から直接ホテルや民泊を予約できるようにしたことを発表した。また、航空券の比較検索サービスのGoogleフライトにも「ホテル」タブが追加され、航空券予約と同時にホテルや民泊の予約もできるようになった。
例えばスマートフォンから「サンフランシスコのホテル」と検索すると、サンフランシスコ周辺の宿泊施設とその客室単価がリスト形式で表示されそのまま直接ホテルを予約することができる。Booking.com や Hotels.com、Expedia.co.jp、priceline.com などから選んで手続きが可能。
また、マップ上でホテルの位置を確認したい場合は「地図」を選択することで、簡単にホテルの位置関係を把握することができ、ホテル情報と位置関係を確認しながら宿泊予約も可能。
さらに絞り込み機能も充実しており、宿泊単価の価格帯での絞り込みのほか、「特価」や「高評価」「ホテルクラス」「設備(アメニティ)」で絞り込みができる。
また、航空券の比較検索サービスのGoogleフライトから簡単にホテル情報ページへの移動することができるのようになることで、フライトのスケジュールを選びながら、その日程での宿泊予約までをすべてグーグルで済ませるようになる。
Googleでは、2017年8月からグーグル検索結果上に民泊物件も一部で表示するようになっているが、民泊予約もGoogleの検索結果から行うことができるようになっている。
例えばスマートフォンから「パリの民泊」「パリのバケーションレンタル」と検索すると、フランスパリ周辺の宿泊施設とその客室単価がリスト形式で表示され、そのままBooking.comを通じて民泊を予約できる。
なお本記事執筆時点の2018年4月時点は民泊仲介サイトとして知られるAirbnbのリスティングは掲載対象外でBooking.comに掲載されている物件のみ。Booking.comは2018年4月に民泊の掲載が500万室を突破したことを明らにしており網羅性は一程度あると見られる。
なお、民泊の予約は、パリやベルリンなどほんの一部の都市のみ公開されている機能で「東京 ホテル」などの検索ワードでは民泊の表示だけを行うことはできず、ホテルと民泊の両方を含んだ表示のみとなる。
現在は、一部のエリアに限られる民泊予約については一定期間のテスト検証を経て全世界に適用される可能性もあり今後もGoogleの動向から目が離せない。