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Airbnbは、4月5日から「厳格」のキャンセルポリシーを改正し、宿泊開始まで14日以上ある場合に限り、ゲストが予約後48時間以内に解約すれば全額返金を行うことを発表した。
Airbnbのキャンセルポリシーには、「柔軟」「普通」「厳格」といった選択肢がありホストはどのキャンセルポリシーを選択するか自由に決めることができる。今回の変更は、もっとも利用者が多いといわれる「厳格」で適用となるもの。
従来の「厳格」ポリシーでは、到着1週間前までは50%返金するという内容で、予約した時点でゲストが受けられる返金は最大で50%までとなっていた。
4月5日に改訂される「厳格」の新キャンセルポリシーでは、宿泊開始まで14日以上ある場合にゲストが予約後48時間以内にキャンセルすれば全額返金が適用される。
以前の「厳格」キャンセルポリシーでは、キャンセルの日時にかかわらずAirbnbサービス手数料は、最大で50%のみになっていたが、「厳格」の新ポリシーでは、48時間以内であれば全額返金となることからこれまでよりもゲストは安心して予約できるようになる。
海外OTAのBooking.comでは、キャンセル料が無料であることを打ち出している宿泊施設が多く、安心して予約できるのが強みともなっている。Airbnbも、「48時間以内であれば全額返金」することでゲストが利用しやすい環境を整える。
Airbnbで民泊施設の提供を行っているホストにとっては、これまで以上に予約が入りやすくなる可能性がある一方で、キャンセルが増える可能性もある点に注意しておきたい。