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球場からお寺までユニークなスペースを簡単にネットで1時間単位から貸し借り出来るマーケットプレイス 「スペースマーケット」は、民泊・旅館・ホテル運営代行サービス「ファミネクト」と、住宅の時間貸しに関する取り組みにおいて業務提携することを発表した。
2018年6月15に開始される住宅宿泊事業法の施行まで残り3ヶ月となり、3月から届出受付が開始することを受けて民泊に対するニーズが高まっている。しかし、住宅宿泊事業法上の民泊運営は年間最大で180日以内となることから、民泊以外の運営手法として時間貸しに対するニーズも高まっていた。
株式会社スペースマーケットの貝塚氏によると、「住宅宿泊事業法の施行を前に既存の民泊ホストのうち、住宅宿泊事業での運営ができない物件オーナーを中心に、スペース貸しへの転用が増えている」という。ここでいうスペース貸しへの転用とは民泊とスペース貸しの併用ではなく、民泊からスペース貸しへの切り替えを指している。
ファミリアリンクは、これまで民泊代行サービスを中心にこれまで累計約1200件の民泊施設から委託を受けてきたが、時間貸しへのニーズ増加を見据えこれまでの民泊・旅館・ホテルの運営代行事業に加え、時間貸し代行事業(月額8,000円〜)を開始する。
住宅宿泊事業の届出を行うことができない物件についてはスペース貸しへの転用を行うアドバイスを行うほか、時間貸しのワンストップ運用サービスを行うという。
時間貸し向けに展開するインテリアコーディネートについて、株式会社ファミリアリンク代表取締役の柏木氏は「日常とは異なり上品でおしゃれな空間作りをするためにスペースマーケット内での需要が高いインスタ映えするような空間演出をして昼はMTなどの需要、夜は女子会などオフ会などのパーティ利用需要を狙い、2018年末までに運用物件数250件、売上5,000万円を目指す」としている。
スペースマーケットは今後の事業展開について、「時間貸し事業だけでなく宿泊事業の「スペースマーケットSTAY」の取り組みも進めており、3月に別途発表を予定。今後も、スペースのシェアリングを軸に、「遊ぶ(fun)・働く(Biz)・泊まる(stay)のライフスタイル全体を支援し、みなさまの生活に密接に関わるプラットフォームを目指す」と語った。