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Airbnb(エアービーアンドビー)は民泊仲介サービスにVR(仮想現実)とAR(拡張現実)を実装する計画を発表した。
昨今のAirbnbは、これまでの民泊仲介サイトとしてのAirbnbから「旅行」のプラットフォームを目指す方針のもとで個人が企画するアクティビティに参加できる「体験」サービスなど様々なサービス展開を始めている。しかし、Airbnbは本来の民泊仲介サービスに力を入れていないということではないようだ。
AirbnbのVR/ARサービスは、サービスに追加するための初期段階で今後の広範囲な導入については計画に留まっている。発表では、旅行前に仮想現実を利用することで民泊物件の中を歩き回ることができるようになるという。
また拡張現実の技術は、ドアのロック解除方法やお湯の出し方がわからない際に役立ち旅行中のストレスを軽減するようなものとなる。
VR(仮想現実)とAR(拡張現実)は似ている言葉であるが、その意味する内容は異なる。バーチャルリアリティ(VR・仮想現実)とは現実(リアリティ)であるかのように体験するための技術のことを指す。
その一方でオーグメンテッド・リアリティ(AR・拡張現実)は現実世界にコンピュータ内に存在する、関連した情報を重ね合わせて表示する技術を指す。
ホテルや旅館などの予約サイトとして世界的に名の知られるエクスペディアやブッキング・ドットコムでもVRを活用して宿泊予約を行う前に客室の状況を見ることができるサービスの開発が行われており、ホテルや民泊に限らず宿泊業界全体としてVRの導入が進む可能性がある。