アエロフロート・ロシア航空は、トランスアエロ航空の買収を断念する意向であることがわかった。

トランスアエロ航空の株主が、指定された期限までに提案を提出しなかったとしており、アエロフロートは交渉期限を延長しないと発表している。アエロフロートは、トランスアエロ航空の株式のうち約75%を1ルーブル(約2円)で取得する見込みだった。

アエロフロートのヴィタリー・サヴェリエフ最高経営責任者(CEO)は、トランスアエロ航空のフライトがキャンセルされた場合、返金などの対応を行うと発表している。

トランスアエロ航空は1990年に設立し、アエロフロートからの機材リースによるチャーター便の運航なども行っていた。エアバスA380型機4機の導入計画が、ルーブル安や需要減により延期となっている。


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情報提供元: Traicy