プラネットは、訪日中国人客の買物に関する意識調査を実施し、結果を公表しました。



多くの中国人観光客が日本に訪れていますが、77.2%の訪日中国人観光客が「買い物」が旅の目的だと回答しており、「日本で買いたい商品」のリストを85%以上の人が作っていることが分かりました。

中国人観光客の「爆買い」が注目を集めていますが、実際事前に買いたいものを調べてから日本で計画的に物を買っていると言えます。



そこで、そのリストを作成した情報源について聞いたところ、1位は「中国に住む家族・親族・友人・知人から」が49.2%と約半数に上っています。次いで「ポータルサイト」が44.2%、「SNS・ミニブログ」が39.9%など、インターネットや口コミを利用した個人発信の情報を参考に買い物リストを作成していることが伺えます。



そこで、日本で買いたい商品リストにはどんな商品が入っていたのかを聞いたところ、1位は、「基礎化粧品」(日本メーカー)で55.7%、2位は「メイクアップ化粧品」(日本メーカー)で54.3%。どちらも過半数の人がリストに入れていて、人気が高いことがわかります。

以下、「ボディケア用品」「健康食品」「ベビー用品」などが並び、日用品・医薬品が幅広くリストアップされ、中でも美や健康に関する商品が上位を占めていることから、日本製品の安全や品質への信頼が感じられます。



最後に実際に日本で購入した商品について聞いたところ、「基礎化粧品」(日本メーカー)が77.6%、「メイクアップ化粧品」(日本メーカー)が77.1%、「メイクアップ化粧品」(海外メーカー)64.0%、同じく「基礎化粧品」61.7%と続いています。買いたい商品リストに入れている人が多かった化粧品や健康食品、医薬品は、実際に多くの人が購入していたことがわかります。

なんと、中国の「漢方薬」を買っている人が37.1%もいるのは驚きです。一方、「生活雑貨」「紙製品(ティッシュペーパー・トイレットペーパーなど)」「防虫・殺虫剤」など、買いたい商品リストには入っていなかった人が、リストに入っていたより多かったアイテムもあり、これらについては、店頭で実際に見て感じた品質のよさや種類の多さが、購入要因になっていたと考えられます。

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情報提供元: Traicy