春秋航空日本が、10月25日から始まる冬スケジュールより、東京/成田〜高松線から撤退すると発表したことを受け、香川県の浜田恵造知事は8月24日に開いた定例会見で記者の質問に答えた。
「新たな利用者層の開拓につながっていただけに、大変残念(浜田知事)」とした上で、県としては「周知が足りないところがあった。東関東へのアクセスとしても両社のLCCとしての特性を活かした非常に使い勝手の良い路線であることが、まだまだ知られていなかったのではないか。(同)」とした。東京/成田〜高松線の利用促進のために隣接県などでも路線PRを行うほか、キャンペーンやイベントの実施に取り組むと意欲を示した。
また、ジェットスター・ジャパンと春秋航空日本の格安航空会社(LCC)2社が同じ路線を運航することが、搭乗率が上がらなかった一因だったのではないかとの記者の質問には、「影響していないとは言えない。こういった需要が逆にダブルトラックにより引き出される可能性もあったのではないか。(同)」と話した。
春秋航空日本からは、「国際線も視野に入れた新たな路線展開についていろいろな見直しを行う中、当面の決定とされたと伺っております。(同)」としている。
■ダイヤ
IJ611 東京/成田(07:00)〜高松(08:30)/火・木・金・日
IJ622 高松(09:15)〜東京/成田(10:40)/火・木・金・日
■関連記事
春秋航空日本、10月25日から1月31日までのスケジュール発表 1日3便に
⇒詳細はこちら
情報提供元: Traicy