全日空(ANA)が、昨日8月5日に開催されたスカイマークの債権者集会で、エアバスにANAホールディングスやインテグラルがスポンサーとなる債務者案への投票の見返りに、機材の発注を行う方針であることがわかった。

日本経済新聞電子版が伝えたところによると、スカイマークがキャンセルを行ったA380型機が有力としている。すでにスカイマーク向けのA380型機は製造されており、世界でも導入している航空会社が少ない中で、引き取り手がない状態が続いている。

また、大口債権者のCITがスカイマークにリースを行う予定だったエアバスA330型機も導入し、傘下の格安航空会社(LCC)のバニラエアがハワイ線などの中距離路線に投入するとの情報もある。

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情報提供元: Traicy