サンペレグリノ&アクアパンナがメインスポンサーを務める2015年「世界のベストレストラン50」の授賞式が、6月1日にロンドンのギルドホールにて行われ、最上位のレストランとしてスペインのエル・セジェ―ル・デ・カン・ロカが「サンペレグリノ・世界のベストレストラン賞」を獲得した。
「世界のベストレストラン50」は、レストラン業界を代表する人々が世界中の優れた美食文化を讃えるもので、世界6大陸21カ国の世界で最も優れた美食体験のバロメーターとなっている。
エル・セジェール・デ・カン・ロカは、1986年にジョアンとジョセップというロカ兄弟が、スペイン・ジローナの両親が営んでいた小さなレストランの隣にオープンしたレストラン。2007年に末の弟のジョルディが加わって以来、レストラン業界に旋風を巻き起こしてきた。シェフのジョアン、ソムリエのジョセップ、2014年に「世界の最優秀パティシエ賞」に輝いたジョルディの3兄弟は、カタルーニャ地方の伝統的な食材と卓越した調理技術を融合させ想像力を掻き立てる香り、味覚の協奏曲、目を奪う飾り付けなどを通して、訪問者の五感を強くくすぐるすぐれたダイニング体験を提供してきた。料理には完璧にマッチするワインが添えられ、コースの最後にはジョルディによるアートのように美しいデザートの数々が振る舞われる。
アジアからは「世界のベストレストラン50」に7店がランクインし、トップ10に初めて2店のレストランが入った。バンコクのガガンは7つランクアップして10位にランクイン。東京・南青山のNARISAWAは6つランクアップの8位となり、「アクアパンナ・アジアのベストレストラン賞」を獲得した。NARISAWAを率いるシェフの成澤氏は、伝統的なフランス料理の技法と日本の繊細な食材を融合させる才能を持つことで知られており、JR九州の「或る列車」でスイーツコースを手がけている。
情報提供元: Traicy