成田空港第2ターミナルの本館とサテライトを結ぶ、全長約220メートル、総面積5,600平方メートルのシャトルの跡地に、4月24日、「NARITA SKY LOUNGE 和」がオープンした。

「NARITA SKY LOUNGE 和」は、総面積約2,200平方メートルで、「GALLERY TOTO」、72席のイベントスペース、喫煙室、35席のパーソナルブース、70席の「Fa So La Cafe」、マッサージ店の「Raffine(ラフィネ」」、「宗家 源 吉兆庵」、12席のPCデスク、53席のファミリーベンチコーナーから構成されている。

オープン前日となる、4月23日には、関係者を招いてセレモニーと内覧会を開催した。



「NARITA SKY LOUNGE 和」の目玉とも言える、TOTOの体感型トイレ空間「GALLERY TOTO」は、日本のトイレ文化や技術を世界に発信することを目指し、癒やしと快適性を提供。

約138平方メートルのトイレ空間に、男性用4つ、女性用4つ、多目的トイレ1つ、授乳室1つの計10ブースを用意。2015年2月に発売した、ネオレストAH/RHや、内装用防汚陶板のハイドロセラなどを設置した。 



また、外壁のLEDパネルは、フィリップスエレクトロニクスジャパンの「Luminous textile(ルミナス テキスタイル)」を採用。日本で初めて納入された。

投影する映像は、アートディレクターの為永泰之氏が担当し、流氷やユニークなトイレ空間をイメージした約18分間の動画が流れる。



また、ソファーやコンセントを備えたデスクも用意。1日15,000名(2月速報値)もの国際線乗り継ぎ客が、乗り継ぎの合間に携帯電話などを充電できるように配慮し、コンセントを49ヶ所86口設置した。



PCデスクの他にも、パーソナルブースには横になってくつろ減るスペースと、ソファーとテーブルを設置する2タイプを用意している。



「おもてなしプログラム」の一環として、無料の着物の着付け体験や、人力車の体験乗車など、日本文化を感じることができるイベントも行う。


情報提供元: Traicy