アメリカ国務省は現地時間10月29日、トルコ全土でテロ組織による脅威が引き続き増した状態であると警告し、在イスタンブール総領事館員の家族の出国を命じることを決定した。


イスタンブールで過激派グループがアメリカ市民を攻撃する可能性を示唆する治安情報に基いてなされたとしている。アメリカ国民に対しては、10月24日付けでトルコ南東部への旅行を避け、トルコへの旅行に対するリスクを考慮するよう呼びかけている。在イスタンブール総領事館は通常通り開館する。テロは空港や地下鉄、バス、橋、バスターミナル、船、主要なイベント、観光地、レストラン、商業施設、礼拝所などで発生する可能性があるとしている。


在イスタンブール日本総領事館では、アメリカの関連施設やアメリカ人が集まる場所、欧米人などの外国人が集まる場所に注意するとともに、人が多く集まる場所や軍、警察施設等にできるだけ近づかないよう呼びかけている。


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情報提供元: Traicy