三菱航空機と三菱重工業は、8月27日と28日に行った北米へのフェリーフライトを引き返した原因を発表した。


空調システムを監視しているセンサ信号に異常を検知したことによるもので、左右2系統ある空調システムの左舷用監視システム側の不具合だった。空調システム自体は正常に作動していたものの、アメリカまでの長距離フライトであり、万全を期した。フェリーフライトは故障探究と対策の完了後、関係先と調整の上、速やかに実施するという。


フェリーフライトは、県営名古屋空港を飛び立ち、新千歳空港で給油した後、ロシアやアラスカを経て、ワシントン州のモーゼスレイクへ向かう計画だった。


(画像:三菱航空機)

情報提供元: Traicy