全日空(ANA)は、ボーイング787型機の一部機材で、エンジンの安全性確保のため点検・整備作業を実施すると発表した。このため、あす8月26日以降、国内線の一部便で欠航便が発生する。
欠航となるのは、東京/羽田〜大阪/伊丹線の3便、東京/羽田〜福岡線の4便、東京/羽田〜広島線の2便の計9便。8月27日以降の欠航便は確定次第、ホームページ上で発表する。
ANAのボーイング787型機は、8月20日と25日に相次いでエンジンの不具合が発生し、緊急着陸しているほか、8月14日にも離陸滑走中にエンジントラブルが発生し、離陸を取りやめた。エンジンの部品とみられる金属片が滑走路上に散乱したため、滑走路が一時的に閉鎖された。
■欠航便
ANA15 東京/羽田(08:00)〜大阪/伊丹(09:10)
ANA39 東京/羽田(19:00)〜大阪/伊丹(20:15)
ANA20 大阪/伊丹(10:00)〜東京/羽田(11:15)
ANA255 東京/羽田(13:25)〜福岡(15:15)
ANA265 東京/羽田(17:00)〜福岡(18:50)
ANA260 福岡(16:10)〜東京/羽田(17:55)
ANA270 福岡(19:40)〜東京/羽田(21:25)
ANA683 東京/羽田(16:55)〜広島(18:15)
ANA686 広島(19:00)〜東京/羽田(20:25)
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