みなさんこんにちは。トラベルジャーナリストの橋賀秀紀です。先日ブータンに行ってきました。ブータンは2016年8月末まで、ブータン行きの航空券が半額となるほか、1日あたり通常200ドル以上する固定額の渡航費用の制約がなくなっており、安く旅行するチャンスです。


さて、今回取り上げるのはこの記事です。


成田空港、第2ターミナルと第3ターミナルの連絡バスの所要時間を半減 11月から


http://www.traicy.com/20160701-NRTbus


成田空港第3ターミナルというのは格安航空会社(LCC)専用のターミナルですが、アクセスが不便なことで知られています。都心からバスで直接行く場合、東京駅から75分かかります。ちなみに第2ターミナルまでは60分。空港内で余計に15分も走っているわけです。私が第3ターミナルに行く場合は時間がもったいないので、第2ターミナルで降り、そこから徒歩で第3ターミナルまで向かいます。


第3ターミナルから都心に向かう場合も、途中に第2ターミナル、第1ターミナルを経由するので、多くの便で1時間17分から1時間37分かかります(東京シャトルの場合)。


都心から遠くさらに不便だといわれ、いまだにマイナーな空港と位置づけられている茨城空港ですら東京駅から約1時間30分。しかもバス代も500円ですから、第3ターミナルは便によっては茨城空港よりも不便な空港になってしまっています。


実際、東京駅から成田空港までは、順調に走れば50分強で着くことも多いのです。かつてあった成田空港での検問も廃止され、成田はグッと便利な空港になるはずでした。第3ターミナルが不便な最大の理由はターミナル間の移動に時間がかかること。記事で取り上げられた連絡バスも、ターミナルそのものの距離は近いにもかかわらず、非常に遠回りになるため、早足で歩いて7、8分ほどの第2ターミナルから第3ターミナルまで11分もかかる始末。それが約4分と改善されます。運転間隔の3〜5分間隔となるので、使いやすくなるといえるでしょう。


それでも鉄道でアクセスする場合、第2ターミナルで降りてからバスに乗り換えるか、屋外の通路を延々歩くという状態は続きます。


成田空港へのアクセスの話題のついでに一つウラ技をいくつか記しておきたいと思います。



ウラ技1


東京駅から成田空港への格安のバスといえば東京シャトルとアクセス成田があります。東京シャトルの欠点は、事前予約を受け付ける期限が前日の午後5時までということ。それ以降は当日乗り場に行き、予約客がすべて乗り込んだ後に先着順で乗車するしかありません。もし自分が乗ろうとする便が満席ならと心配になる人もいると思います。そういう場合は自分が乗る予定の便の運行会社に電話をすると、その時点での予約済みの席数を教えてくれることがあります。その席数が多ければ早めに行くなどの対策をする必要がありますが、あまり入っていないようならそれほど心配しなくてもよいでしょう。


ウラ技2


第3ターミナルでは早朝便に乗るために空港のソファでー夜を明かす旅行者が少なくありません。しかし、ここは常に混雑しており、あまり落ち着きません。仮眠をとるなら第2ターミナル1階の到着ロビーのほうがゆとりがあり、静かです。


ウラ技3


不便だ不便だと書いた第3ターミナルですが、成田東武ホテルエアポートからは徒歩7分です。これは第1ターミナル、第2ターミナルよりもはるかに便利な立地といえるでしょう。


■関連記事

なぜマレーシア航空のセールが「買い」なのか?【橋賀秀紀のフカボリ!】

九州復興”最大70%引き”クーポンをどう活用すべきか?【橋賀秀紀のフカボリ!】

サンパウロ行きのビジネスクラスが308,000円、ビザなし渡航なら今がチャンス!?【橋賀秀紀のフカボリ!】

総額24万円で”ヨーロッパ4回+ドバイへ無料ビジネスクラス”のウラ技【橋賀秀紀のフカボリ!】

情報提供元: Traicy