トランスアジア航空は7月1日より、機内でのモバイルバッテリーの使用を禁止すると発表した。


同社傘下の格安航空会社(LCC)のVエアで5月、乗客が手荷物として機内に持ち込んだモバイルバッテリーが、飛行中に発火した事故を受けたもの。今後、持込手荷物として1人あたり2個までモバイルバッテリーを機内に携帯することは引き続き認めるものの、機内での使用は常時禁じる。台湾の航空会社ではすでに、Vエア、タイガーエア・台湾、ファーイースタン航空(遠東航空)が、機内でモバイルバッテリーを使用しないよう呼びかけている。


国際民間航空機関(ICAO)は、旅客機でのリチウムイオン電池の貨物室への預け入れを4月1日から暫定的に禁止しているものの、機内への手荷物持ち込みは認めている。


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情報提供元: Traicy