三菱航空機と三菱重工業は、きょう5月31日、国産旅客機のMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の飛行試験機2号機の初飛行を実施した。


県営名古屋空港(小牧空港)を離陸後、太平洋側の空域で基本特性の確認を行った。2号機では今後、主に性能確認を目的とした飛行試験を実施していく。今夏にもアメリカ・ワシントン州のモーゼスレイク市のグラント・カウンティ国際空港に飛行試験拠点を設け、開発を加速し、2018年半ばの量産初号機納入を目指す。


三菱航空機の森本浩通社長は「昨年11月の飛行試験機初号機の初飛行と同様に、静かでスムーズな初飛行となりました。後続号機の開発も順調に進め、型式証明の取得、さらには量産初号機の納入に向け邁進していきます」とコメントした。


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情報提供元: Traicy