ニュージーランド航空が、ヴァージン・オーストラリアの株式をすべてもしくは一部を売却する可能性があることがわかった。3月30日に発表した。


ヴァージン・オーストラリアは、ブリスベンに拠点を置くオーストラリア第2位の航空会社。ニュージーランド航空のほか、シンガポール航空とエティハド航空、ヴァージン・グループがほぼ4分の1ずつ出資しており、ニュージーランド航空は筆頭株主。両社は連携し、オーストラリアとニュージーランド間の路線で共同運航(コードシェア)などを行っている。ニュージーランド航空では、株式の売却後もパートナーシップの継続を見込んでいる。


ニュージーランド航空は、株式の売却益を自社の成長への投資に充てる見通し。トニー・カーター会長は、「大きな少数株主の地位を望んでいない」とコメントしている。クリストファー・ラクソン最高経営責任者(CEO)は、ヴァージン・オーストラリアの取締役を辞任している。


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情報提供元: Traicy