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国土交通省は1月22日、羽田空港と秋葉原・万世橋間を結ぶ舟運の定期運航の可能性を検証する、第3次社会実験の運航希望事業者と地域の応援団が決定したと発表した。
運航希望事業者は東京ウォータウェイズ、ぽけかる俱楽部、船清、ケーエムシーコーポレーション、羽田旅客サービス、寺田倉庫の7社で、地域の応援団は東京ドーム、京浜急行電鉄、寺田倉庫、Akiba.TV、万世の5社だった。
第1弾の社会実験は2015年9月19日から26日までの計8日間行い、1日は雨天のため欠航となった。参加者は1,462名で、平均乗船率は約93%と好評で、4日間は増便運航を行った。運賃は、秋葉原〜羽田空港船着場間は事前予約では2,900円、当日購入は3,500円だった。
この社会実験は千代田区、品川区、千代田区観光協会、国土交通省、日本空港ビルデングなど10社から構成される、秋葉原・天王洲・羽田空港舟運プロジェクト準備会が主体となって進めており、第2次社会実験には3社が応募していた。第3次社会実験は4月から6月にも実施する方針で、内容検討を進める。「地域の応援団」は引き続き募集を行う。
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