スターアライアンスは、ロサンゼルス国際空港のトムブラッドリー国際ターミナル(TBIT)で、加盟航空会社10社のチェックインカウンターをターミナル北側の「C」に統一した。


これにより、利用者がチェックインカウンターを容易に探すことが可能となるほか、スターアライアンス加盟航空会社はカウンタースペースを共有することで、以前より実際の需要に合った運用が可能となる。また、共同自動化サービスとして、空港で搭乗券を印刷する必要がある利用者向けに、搭乗券と手荷物タグの両方を印刷可能な共用機を24機設置したほか、手荷物のセルフタグ付けが可能なファスト・バッグ・ドロップカウンターも提供している。ロサンゼルス国際空港公団(LAWA)はチェックインカウンター「C」の端に位置する、新しい保安検査場を3月中に開設する予定。


トムブラッドリー国際ターミナルにはすでに、ニュージーランド航空が運営するスターアライアンスラウンジも2013年に開設。広さは1,675平方メートルで、ハリウッドヒルズに面した北向きの滑走路を一望できる屋外テラスも設けられている。ビジネスクラス利用者とスターアライアンスゴールド会員向けに約400席、ファーストクラス利用者向けに専用エリアもある。


現在、ロサンゼルス国際空港へは、スターアライアンス加盟航空会社が14社発着。3月中旬からは、スカンジナビア航空がストックホルム線を開設し、計15社に拡大する。エア・カナダとアビアンカ航空はターミナル2、コパ航空はターミナル6、ユナイテッド航空はターミナル7と8からそれぞれ発着し、24カ国79空港を結ぶ約1,150便を毎日運航している。


スターアライアンスはすでに、ロンドン・ヒースロー国際空港でも加盟航空会社の発着ターミナルをターミナル2に集約し、自動チェックイン機やエコノミークラスのチェックインカウンターの共用など行っている。

情報提供元: Traicy