全日空(ANA)と日本航空(JAL)は、北朝鮮が地球観測衛星「光明星(クァンミョンソン)」の発射予告を変更し、あす2月7日から14日までの日本時間午前7時30分から午後0時30分までの間に発射することを通告した。


政府が注意喚起を行っていることを受け、一部の空域と航空路に飛行制限が出ているため、ANAとJALが運航する国際線の計8便であすから迂回飛行を行う。


地球観測衛星は発射後、第1ステージは韓国の西海上、衛星の外側を覆うカバーの落下地点は韓国の南西海上、第2ステージはフィリピンの東海上で行われる見込み。


JALは2月4日、ANAは2月5日までに購入した対象便の航空券は、3月3日までの同一路線の便に無料で変更を1回に限り受け付ける。変更は両社ともコールセンターで電話でのみ受け付ける。旅行商品や旅行会社で航空券を購入した場合は、購入した旅行会社に問い合わせるよう呼びかけている。


■対象便


JL741 東京/成田(09:20)〜マニラ(13:25)


NH869 東京/羽田(09:35)〜マニラ(13:35)


NH836 ジャカルタ(06:25)〜東京/成田(15:45)


JL720 ジャカルタ(06:45)〜東京/成田(16:05)


NH802 シンガポール(06:30)〜東京/成田(14:20)


NH816 クアラルンプール(08:10)〜東京/成田(15:50)


NH820 マニラ(09:45)〜東京/成田(15:00)


JL746 マニラ(09:50)〜東京/成田(15:00)


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情報提供元: Traicy