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フジドリームエアラインズの鈴木与平会長は、12月22日、中日新聞の取材に対し、中部国際空港を発着する国際線チャーター便の運航を開始する意向を示した。
現在、静岡空港と名古屋空港を拠点としているものの、夜間には利用ができず、名古屋空港からの路線拡大には制約があることから、夜間に利用が可能な中部国際空港、関西国際空港、北九州空港を活用して国際線の運航を目指す。また、東京/成田〜名古屋/中部線にも就航を計画し、欧米系の航空会社と手を組むことで、運航費用の一部を負担してもらう仕組み作りを進めたい方針。
フジドリームエアラインズは鈴与が出資し設立。空港無料アクセスバスや、機内での軽食の配布などの独自サービスに定評があるほか、名古屋市内に近い、名古屋空港から路線を展開していることから、ビジネスマンの利用も多い。機体はエンブラエルE170とE175を保有しており、機体のカラーは全機材異なっている。一部路線では日本航空(JAL)と共同運航(コードシェア)を行っている。