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日本航空(JAL)は、ヨーロッパ・アメリカ・オセアニア・東南アジア線で「空の上のレストラン」をコンセプトに提供している機内食で、12月1日から提供する新しい冬メニューを発表した。
ヨーロッパ・アメリカ・オセアニア線で到着前に提供する機内食「AIRシリーズ」では、つけめんの元祖である「大勝軒」とコラボレーションし、機内食仕様にアレンジして仕上げた「AIR大勝軒 つけめん」を提供。大勝軒独自の麺絆(めんばん・小麦粉)を使用したコシのある麺を、甘酢の効いたコクのあるスープで楽しめる。創業者である山岸一雄さんが長野県出身であることや、店舗で常連に振る舞ったり寸胴鍋に入れたというエピソードがあるりんごを添えた。
東京/羽田発ホノルル行きのプレミアム・エコノミークラス、エコノミークラスでは2007年にオアフ島にオープンし、日本にも表参道と舞浜に店舗を構える人気店「カフェ・カイラ」とコラボレーションした「カフェ・カイラ for Resort 『パンケーキサンド』」を提供する。スパムとチーズのオムレツ、レタス、トマトをカフェ・カイラで人気のパンケーキに挟んで食べるスタイルで、ハーブローストポテトとフルーツヨーグルトとともに提供する。
また、ファーストクラスとビジネスクラスのヨーロッパ発2食目のアラカルトメニューとして、ヨーロッパ各国の食材を活かした「JALオリジナル丼」を提供。ロンドン発では地中海マグロや脂がのったノルウェーサーモンを活かし、出汁に工夫を凝らしたたまり醤油とともに楽しめる「ロン丼」、フランクフルト発ではホテル・ニッコー・デュッセルドルフ「弁慶」シェフが監修したドイツ産オーガニックポークをドイツビール、生姜、醤油などの特別ソースで仕上げ、ザワークラウトをあしらった”和独折衷”の丼「フランクフル豚(トン)丼」、ヘルシンキ発では旨味のあるフィンランドポークを生姜焼きに仕立て、カンタレリきのことともにルッコラを敷き詰めた丼に仕上げた「フィンラン丼」、パリ発ではフランスならではのシャンピニオン・ドゥ・パリがさくっと揚げられて天丼になった「フランス丼」をそれぞれ提供する。ホームページではレシピも公開する。
また、セルフサービスコーナーもリニューアルし、ビジネスクラスでは12月1日から、アンリ・シャルパンティエの「フィナンシェ」と麻布かりんとの「かりんと パレット」を提供。2016年1月15日からは、なとりの「あたりめ&さきいか」と東ハトの「ポテコ」を提供する。プレミアム・エコノミークラスとエコノミークラスの「スカイオアシス」では、12月下旬から「おっとっと」、「チョコチップクッキー」、「カレ・ド・ショコラ<フレンチミルク>」、「ベイク<焼きチョコレート>」、「お醤油屋さんのおせんべい<濃厚チーズせん>」を、外国人の利用者にも喜ばれる和柄のパッケージで提供する。