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マレーシアの格安航空会社(LCC)のマリンドエアが来年にも計画していた、札幌/千歳〜クアラルンプール線への就航を取りやめたことがわかった。苫小牧民報が伝えた。
札幌/千歳〜クアラルンプール線は、エアアジアXが就航したため充分な利用が見込めないと判断した。マリンドエアの保有機材はボーイング737型機で、台北での給油が必要で、所要時間がエアアジアXより長くなることがネックだった。札幌/千歳への乗り入れができない場合は函館を視野にいれるとしていた。
現在は、マレーシア国内は小型機のATR72−600型機、国際線はボーイング737型機でインド・バングラデシュ・ネパール・インドネシア・タイ・シンガポールを結んでいる。機体はライオンエアからリースで導入しており、2023年までに100機体制にまで拡張させる計画。