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サービス産業生産性協議会は、2015年度「JCSI(日本版顧客満足度指数:Japanese Customer Satisfaction Index)」第4回調査として、旅行、国際航空、国内長距離交通などを含む7業種のブランド満足度調査結果を発表した。
旅行部門ではJTB(ルックJTB、エースJTB)とジャルパックが同率で初の顧客満足1位、国内長距離交通部門ではスターフライヤーが6年連続1位、国際航空部門では日本航空(JAL)が初の顧客満足1位を獲得した。
旅行部門では、ジャルパックとJTBが同率でトップ。JTBは顧客期待、知覚品質、推奨意向の各部門でも1位となった。前年度1位のANAセールスは僅差で3位となったものの、ロイヤルティでは1位となった。顧客満足では、次いでじゃらんnet、近畿日本ツーリスト、るるぶトラベル、楽天トラベルの順だった。
国際航空部門では、JALが初の顧客満足1位となり、ロイヤルティでは3年連続で首位となった。顧客満足では2位はシンガポール航空、3位は全日空(ANA)、4位はタイ国際航空だった。
国内航空と新幹線を合わせた国内長距離交通部門では、6年連続でスターフライヤーが顧客満足でトップ。知覚価値や推奨意向の指標でも1位となった。顧客満足2位は「九州新幹線」で、顧客満足3位は「ANA(国内線)」と「東海道新幹線」が同点となった。なお、国内航空の顧客満足だけに絞ると、1位はスターフライヤー、2位はANA、3位はスカイマーク、4位はソラシドエアだった。