ロンドン・ヒースロー空港は、ターミナル容量を最大限に活用するため、5社の発着ターミナルを移転させることを明らかにした。移転は2年間かけて実施される。


日本航空(JAL)とデルタ航空、フィンエアーはターミナル3からターミナル4、中国南方航空はターミナル4からターミナル5、ラタム航空はターミナル3からターミナル2にそれぞれ移転させる。


ヒースロー空港の広報担当者は、「航空会社のお客様との協議を経て、ヒースロー空港は現在のターミナル容量を最大限に活用し、乗客の皆様により良い全体的な体験を提供するとともに、運営上の回復力を強化し、成長の余地を生み出すための明確な計画を策定しました」とコメントした。


需要の増加により処理能力の限界が続いていることから、各ターミナルの処理能力向上や混雑緩和を図り、旅客流量を改善させることなどにより、コストの抑制にもつなげる。ターミナルの近代化や拡張の計画をすでに発表しており、それまでの間は既存施設を有効活用する必要があるとしている。


過去3年間に渡って複数のシナリオを協議した結果、81%の航空会社が最終決定を支持したという。最終決定案は航空会社の移動が最も少なく、設備投資も最小限で済むという。これらの見直しは世界の主要空港でも行われており、ターミナルの閑散時間をより有効活用できる。


ヒースロー空港は、ターミナル2からターミナル5までの4つのターミナルを運用している。ターミナル2はスターアライアンス加盟航空会社、ターミナル3はワンワールド加盟航空会社、ターミナル4はスカイチーム加盟航空会社、ターミナル5はブリティッシュ・エアウェイズが主に使用している。

情報提供元: Traicy
記事名:「 ロンドン・ヒースロー空港、5社の発着ターミナル移転へ JALはT4に 」