外務省、サウジアラビア全土の危険レベルを引き上げ 全土がレベル2以上に、空港攻撃で死者12名・負傷309名
外務省は、サウジアラビアの危険情報を更新した。全土が危険レベル2以上(不要不急の渡航中止)となる。
引き上げの対象は、北部国境州(レベル2であるイラクとの国境地帯を除く)、ジャウフ州、タブーフ州、ハーイール州、カシーム州、西部のマディーナ州、マッカ州、南部のバーハ州で、いずれもレベル1(十分注意)からレベル2(不要不急の渡航自粛)に引き上げた。
10月5日以降、イエメンのホーシー派によるサウジアラビア国内各所への攻撃が増加している。サウジアラビア民間航空局(GACA)の発表によれば、10月10日にはリヤドのキング・ハーリド国際空港を標的とした攻撃により外国人を含む12名が死亡し、309名が負傷した。翌11日には同空港への攻撃で外国人1名が死亡し、11名が負傷したほか、ダンマームのキング・ファハド国際空港への攻撃も発生している。今後もホーシー派による類似の攻撃がサウジアラビア国内各所における空港等の民間施設に及ぶおそれがあり、引き続き警戒が必要な状況としている。
東部州、アシール州、ナジュラーン州、ジャーザーン州のイエメンとの国境地帯は、引き続きレベル3(渡航中止勧告)が継続される。また、リヤド州の全て、東部州の全て(レベル3であるイエメンとの国境地帯を除く)、アシール州、ナジュラーン州、ジャーザーン州、マッカ州のうちアシール州及びジャーザーン州に隣接する2地区(Al Qunfudhah、Al Urdiyat)、北部国境州のイラクとの国境地帯はレベル2が継続される。
外務省は当面の間、真に必要のある場合を除き、サウジアラビア国内の空港の利用や空港に近づくことは厳に避けるよう呼びかけている。また、サウジアラビアへの渡航を予定している人は、その渡航の必要性について慎重に検討し、渡航の延期も含めて検討するよう求めている。その後、状況が改善した際にも、空港を利用する必要がある場合には、事前に最新の状況をよく確認するよう促している。
あわせて、エネルギー関連施設や軍事施設等には近づかないこと、これらの施設については遠方からであっても写真や動画の撮影を行わないなど、慎重な行動を心掛けるよう呼びかけている。
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