アメリカ、入国審査での入国スタンプ押印を原則廃止 I-94はウェブで確認
アメリカ税関・国境警備局(CBP)は、入国審査の一次審査での入国スタンプ(証印)の押印を原則として廃止する。
手続きの近代化、資源の最適化、運用コストの削減、到着する旅行者を迎える環境づくりに向けた取り組みを進めており、書類の自動化、モバイル技術の導入、生体認証による顔照合の活用拡大などを実施してきた。入国スタンプの廃止はその一環で、一次審査の処理時間と運用コストを削減する。
二次審査では、必要に応じて引き続き押印する場合がある。一次審査でも、移民ビザの処理時や旅行者からの個別の要望があった場合など、限られた状況では押印する。
旅行者は、入国の記録、認められた滞在期間、過去5年分の入国データを、CBPのI-94ウェブサイトや「CBP Link」モバイルアプリで取得できる。取得できない場合は、最寄りのCBP入国港に問い合わせるよう求めている。
CBPは航空会社に対し、事前旅客情報システム(APIS)による正確な情報送信の重要性を改めて呼びかけている。APISのデータはI-94のウェブポータルに直接反映されるため、誤りや遅延は便の遅延や多額の罰金につながる可能性があるとしている。