鉄道・交通技術の国際見本市「InnoTrans(イノトランス)」が9月22日から25日までドイツ・ベルリンで開催され、来場者数と出展者数がいずれも過去最多となった。


来場者は120か国以上から約17万5,000人で、2024年から5,000人以上増えた。出展者は59か国から3,190社で、うち750社が初出展。20万平方メートルの会場にある42のホールがすべて埋まった。世界初公開は180件にのぼった。隔年で開催しており、今回は15回目の開催、初開催から30年の節目にあたる。


屋外と線路の展示エリアでは、17か国から113両の車両が展示された。中国の中国中車(CRRC)がハイブリッド機関車を世界初公開したほか、シュタッドラーが水素動力のナローゲージ列車、シーメンス・モビリティがソフトウェア定義型の機関車プラットフォームを展示した。


主要テーマはAI、デジタル化、自動化、サイバーセキュリティ。初開催のAIハッカソン「AI on Track」やAI Mobility Labも実施した。フランスのアルストムは、整備チームが列車の問題をより早く特定・修理できるAIアシスタント「Talk to my train」を発表した。


併催の「イノトランス・コンベンション」では、Rail Leaders' Summit、欧州インフラ団体ENIMのキックオフイベント、欧州・アフリカ産業対話などが開かれた。


メッセ・ベルリンのディルク・ホフマン最高執行責任者は、「今回の記念開催は最上級のイノトランスとなった」とコメント。イノトランスのケルスティン・シュルツ・ディレクターは、「この2年でAIはトレンドから最も支配的な話題へと発展した。イノトランス2026により、AIは業界全体に広く浸透した現実となった」と述べた。参加者への調査では、満足度が90%を超えた。


アジア市場向けに「イノトランス・アジア」を、2027年9月7日から9日までシンガポール・エキスポで開催する。

情報提供元: Traicy
記事名:「 鉄道・交通技術見本市「InnoTrans2026」が閉幕 来場者・出展者とも過去最多に 」