エアアジアグループは、現在の事業環境への対応について改めて見解を示した。


地政学的な不確実性、燃料価格の変動、コスト圧力、市場環境の変化に直面するなか、規律ある事業運営を進めるとしている。


第2四半期に、運賃の引き上げと燃料以外の運航コスト削減により、燃料価格上昇分の約70%を回収した。第3四半期には地域的に需要が弱い時期に合わせて供給を20〜25%削減し、第4四半期には年末の繁忙期に向けて供給を戻す準備を進めている。さらに燃費効率の低い旧型機25機を有利な条件で返却し、固定的なリース負担を軽減した。グループ内での事業統合により、ネットワーク全体での需給最適化も容易になった。


資金調達は、債務の再編、借り換え、バランスシートの統合を主な目的としており、運転資金の不足を補うためだけのものではないと説明。確定的な条件が固まり次第、正式に発表するとし、市場関係者には公式開示に基づいて判断するよう求めた。


ロイター通信は、マレーシア政府がマレーシア航空とバティック・エアーに対しエアアジアの国内市場のシェアを吸収できるか打診したと報じていた。エアアジアは国内線で約6割、マレーシアで約4割のシェアを占める。


ボー・リンガム グループ最高経営責任者(CEO)は、「25年の歩みのなかで多くの危機を経験してきた。今日が異なるのは、人々が今も飛行機に乗り、旅行が続いていること。報道では多くの憶測が流れており、その多くは不正確だが、事業継続と顧客へのサービス提供に対する当社の姿勢に疑いの余地はない」とコメントした。


航空格付け会社のスカイトラックスは、「世界最高の格安航空会社」にエアアジアを17年連続で選んでいる。

情報提供元: Traicy
記事名:「 エアアジア、事業継続と長期戦略に自信 資金調達は債務再編が主目的