大阪市は9月1日、此花区桜島二丁目の市有地について、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の拡張用地としての活用を目指し、ユー・エス・ジェイと協議を進めると発表した。


対象は約3.1ヘクタールの市有地で、現在は日本製鉄に貸し付けている。返還に向けて建物の解体工事が進んでおり、2027年6月までに日本製鉄から大阪市へ返還される見込み。その後、2028年をめどに随意契約による賃貸借契約の締結を目指す。ユー・エス・ジェイからの提案は4月に受けており、大阪市は8月31日にユー・エス・ジェイ、日本製鉄と合意に至った。


土地はもともと日本製鉄が所有していたが、USJの関連用地として換地処分により大阪市が所有することとなった経緯がある。大阪市は当面、土壌汚染調査を進めるとともに、都市計画変更を含めた協議を関係者と行う。土壌汚染調査は土地の所有者として実施するとしている。


借地期間や賃料は今後の協議で決めるため、現時点では未定。将来的な売却は想定しておらず、賃貸借による随意契約とする。拡張用地の具体的な活用内容や開業時期については、大阪市は把握していないという。


横山英幸市長は「USJの来場者数は世界第3位に位置づけられていると思うが、今後の取り組み次第では世界1位の来場者数を目指せる実力も魅力もあるエンターテインメント」と述べ、2030年に開業予定のIRや万博跡地の開発にとってもプラスの要素になるとの考えを示した。

情報提供元: Traicy
記事名:「 大阪市、USJ拡張用地として此花区の市有地を貸付へ 日本製鉄跡地