日本航空(JAL)のエアバスA350-1000型機10号機(機体記号:JA10WJ)が7月18日午後、羽田空港に到着した。

JL8102便として運航乗務員3名を乗せ、エアバスの工場があるフランスのトゥールーズを7月17日午後5時36分に出発し、同56分に離陸。イタリアやトルコ、トルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、中国を経由する南回りを飛行し、羽田空港には翌18日午後1時56分に着陸、同2時4分に214番スポットに到着した。

エアバスA350-1000型機は、現行の国際線主力機であるボーイング777-300ERの後継機となる、新たな国際線フラッグシップ機。客室は4クラス239席仕様で、ファーストクラスは「1-1-1」配列の6席、ビジネスクラスは「1-2-1」配列の54席、プレミアムエコノミークラス「2-4-2」配列の24席、エコノミークラスは「3-3-3」配列の155席。ファーストクラスとビジネスクラスは、JALとして初めて扉付きの個室タイプとなっている。機内エンターテインメント(IFE)は全クラスで4K解像度モニターを導入し、Bluetoothでワイヤレスイヤホンと接続できる。

計13機を発注し、初号機は2023年12月15日、2号機は2024年1月15日、3号機は同3月31日、4号機は同8月1日、5号機は同8月11日、6号機は同10月3日、8号機は同12月7日、9号機は2025年1月30日、7号機は同4月24日に羽田空港に到着している。同型機は2024年1月24日に就航した。ニューヨークやダラス、ロンドン、パリ、ロサンゼルスへ運航している。

情報提供元: Traicy
記事名:「 JAL、エアバスA350-1000型機10号機が羽田到着