アメリカン・エキスプレスは、「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」を3月4日に刷新し、新規申し込み受付を開始した。

年会費を無料とした付帯特典がない追加カードを新設し、最大99枚まで発行ができるようにする。日本で初となる白い券面のカードとなり、裏面は基本カード会員と同じ色とする。利用限度額はカードごとに設定でき、獲得ポイントは本カードと合算される。利用がなかった場合のみ、管理手数料として3,300円(税込)を徴収する。空港ラウンジや旅行傷害保険などの各種特典・サービスは付帯しない。

対象加盟店ので支払いで通常より多くポイントがたまるほか、「メンバーシップ・リワード・プラス」の参加者はポイントの交換レートがアップする。自動登録され、初年度年会費は無料。年間参加費は3,300円(同)となる。

さらに、カードの利用金額に応じて提供する無料宿泊特典「ビジネス・フリー・ステイ・ギフト」は、東急の定額宿泊サービス「TsugiTsugi(ツギツギ)」の対象施設から選べるようにする。プログラム期間中、300万円以上の利用で1泊、500万円以上の利用で2泊をプレゼントし、2名まで利用できる。

また、西武プリンスホテルズ&リゾーツの「Seibu Prince Global Rewards」のゴールドメンバーとして、レイトチェックアウトや優先チェックイン・チェックアウト、誕生月の宿泊でのプチギフトなどの特典が得られる。レストラン予約サービス「ポケットコンシェルジュ」では年間最大1万円をキャッシュバックする。

2023年から主にビジネス会員向けの付帯サービスとして提供している、ビジネス・マッチング・プラットフォームを拡充し、今年は全国で7回のイベントを実施する。

発表会でビジネス環境について解説した、経済アナリストの馬渕磨理子氏は、「中小企業の経営者は経営に集中するべきで、ビジネスカードの導入は経営者が戦略的な業務に集中するための時間と資源を生み出す一助になると考えられる。賃上げは大きな負担で苦しい側面があるが、ビジネスカードの活用で業務の効率化や生産性向上によって賃上げを乗り越えることは可能」と持論を述べた。

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情報提供元: Traicy
記事名:「 アメックス、「ビジネス・ゴールド・カード」を刷新 最大99枚の追加カード