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フィンエアーは、2024年12月期の決算を発表した。純損益は3,700万ユーロの黒字だった。
収益は30億4,880万ユーロ、比較可能な営業利益は1億1,420万ユーロだった。第4四半期のストライキにより営業利益には約500万ユーロの影響をもたらした。
乗客数は前期比6.1%増の1,170万人、座席利用率は同0.6%減の75.8%だった。配当は1株あたり0.11ユーロを提案する。
パイロットによるストライキでは、11月から12月にかけて約500便が欠航となり、6万人以上が影響を受けた。世界的に平均運賃価格が下落している一方、新運賃の導入によって付帯収入が23%増加し、旅客収入は2023年水準を維持した。
2025年12月期は、政情不安や労働市場環境などの不確実性の中でも、供給量を約105増加させる見通し。収益は33億〜34億ユーロ、比較可能な営業利益は1億〜2億ユーロを見込んでいる。