JR東海は、1月に引退予定の新幹線電気軌道総合試験車923形0番台「ドクターイエロー」(T4編成)について、先頭車1両をリニア・鉄道館で6月頃から展示すると発表した。

展示されるのは7両編成のうち、添乗用の座席などを備えた7号車。1階の車両展示エリアのうち、先代「ドクターイエロー」である922形新幹線電気軌道総合試験車(T3編成)が置かれているスペースに展示する。T3編成は展示を終了し、所有元のJR西日本に返却するという。

「ドクターイエロー(T3編成)」の展示終了時と「ドクターイエロー(T4編成)」の展示開始時には、イベントを開催するとしている。

ドクターイエローは東海道・山陽新幹線の電気設備や軌道設備を点検する車両。JR東海が保有するT4編成と、JR西日本が保有する923型3000番台(T5編成)の2編成があり、T4編成は1月に、T5編成は2027年以降をめどに引退する。

情報提供元: Traicy
記事名:「 1月で引退の「ドクターイエロー」、リニア・鉄道館で展示へ 先代車両に代わり6月頃から