全日本空輸(ANA)は、プラット&ホイットニー製のPW4000系列型エンジンを装備した機体の運航を停止したと発表した。
現地時間2月20日に、アメリカ・デンバーを離陸したユナイテッド航空のボーイング777型機でエンジンが損傷する事象が発生したことを受けたもの。国土交通省は2月21日、同機と同じエンジンを搭載する、ANAと日本航空(JAL)の32機の運航停止を指示している。
ANAが保有している、国内線仕様のボーイング777-200型機とボーイング777-300型機の計19機が対象。国際線で運航しているボーイング777-300ER型機は、ゼネラル・エレクトリック製のエンジンを搭載していることから対象外となる。