昭文社ホールディングスは2月5日、4,700万円の特別損失を計上したと発表した。
新型コロナウイルスの影響により、これまで発売を延期していた、「まっぷる」などの海外旅行ガイド本の発売中止、廃棄を決定したためだとしている。発売中止は、これ以上発売時期を見送ることで情報鮮度が落ち、商品価値が損なわれることが理由だという。
同日に発表した、2021年第3四半期までの連結業績は、売上高が45億8,200万円(前年比19%減)、営業損失が6億5,300万円となり、純損益は8億700万円の赤字だった。通期では、売上高が64億6,000万円、純損益が11億9,000万円の赤字を見込んでいる。