全日本空輸(ANA)は、2021年夏スケジュール期間、国際線の運航規模を、2020年度の当初計画より半減させると発表した。新型コロナウイルスの感染収束が見通せない中で、運航規模を縮小することでコストを削減する。



3月27日から10月30日までの夏スケジュール期間、東京/成田〜ニューヨーク・サンフランシスコ・デュッセルドルフ・ウラジオストク・パース・ムンバイ・チェンナイ・プノンペン・ジャカルタ・台北/桃園線、大阪/関西〜香港線の11路線を運休する。



2020年夏スケジュールに開設を予定していた、東京/羽田〜ミラノ・イスタンブール・モスクワ・ストックホルム・サンノゼ線の5路線の開設、東京/羽田〜ロサンゼルス・シドニー線の増便は延期する。東京/羽田〜バンコク・シドニー線は減便する。



年度内に、国際線のボーイング777-300ER型機の早期退役を進め、大型機の機体数を半減するとともに、長距離路線を中心にボーイング787型機への運航に切り替える。需要に応じ、復便などを柔軟に対応する。



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情報提供元: Traicy
記事名:「 ANA、国際線11路線運休 5路線開設と2路線増便は延期