双日や宮古協栄バスなど6社は、「宮古島ループバス」の実証運行を10月25日より開始する。
観光地や宿泊施設等を回る観光客向けの公共交通機関不足、ピーク時のタクシー不足といった課題や、バスの利便性向上、新しい生活様式の導入等に関する調査・検証するための取り組みとして、宮古島市からの委託により実施するもの。運行期間は2021年1月31日までを予定している。
マティダ市民劇場~宮古島市役所~宮古空港~宮古島東急ホテル&リゾーツ~シギラセブンマイルズリゾート~新城海岸~吉野海岸~宮古島市熱帯植物園~マティダ市民劇場を結ぶルートで、双方向に循環する。
島外利用者は1日あたり、市民は運行期間中乗り放題で、大人1,000円、小人500円となる。市民向けには特別運賃を設定し、公共交通の利用促進を狙う。
双日が全体統括と事業化に向けた事業性の検証、宮古協栄バスと八千代バス・タクシー、中央交通がバスの運行、日本電気(NEC)が顔認証技術を通じた乗車サービス、プットメニューがLINE連携を通じたキャッシュレス・チケットレス乗車サービスを担う。