星野リゾートは、北海道・白老町に「星野リゾート 界 ポロト」を2022年1月に開業する。
温泉旅館ブランド「界」は、「王道なのに、あたらしい。」をテーマに全国に16施設を展開しており、2021年には霧島と別府に開業を予定しており、全国で19施設目となる見通し。設計は建築家の中村拓志氏が手掛ける。ポロトとはアイヌ語で大きな湖を意味するという。
地上4階建てで、湖上に建築。全室がレイクビューの42室を備える。湖面にはアイヌの建築方法である、丸太組みの三脚構造を再解釈した「カシ」と呼ばれる湯小屋が集落の様に佇む。まるで湖に浸かっているかのような露天風呂では、モール泉を心行くまで満喫できるとしている。
白老町や、7月に開業した隣接する民族共生象徴空間「ウポポイ」の関連団体と連携をとりながら、利用者がアイヌ文化や異なる民族との共生を体感することのできるおもてなしを提供するとしている。