デルタ航空は、成田テクニカルオペレーションセンターで、新機材5機の使用前整備を実施する。
エアバスA350-900型機とエアバスA330-900neo型機の導入に伴うもので、9月中旬と12月初旬にトゥールーズから到着した機材を、整備部門であるデルタ・テックオプスが年末にかけて、Wi-Fiシステムのインストールなどの機材使用前整備を行う。整備完了後には、年内に退役するボーイング777型機の後継機として使用する。
デルタ航空は、エアバスA350-900型機を35機、エアバスA330-900neoを37機発注し、それぞれ13機、5機を運航している。いずれも個室タイプの「デルタ・ワン スイート」やプレミアムエコノミークラス「デルタ・プレミアムセレクト」といった最新プロダクトを導入し、前世代機と比べて大幅に燃費効率が改善した。
エアバスA350-900型機は2022年から26年にかけて残り20機、エアバスA330-900neoは2021年から25年にかけて残り29機を導入することを予定している。