ノックスクートは、会社の清算を取締役会で決議した。株主も約14日後に行う株主総会で、同様の決議を行う見通し。
ノックスクートは、シンガポール航空グループのスクートと、タイのノックエアが合弁で2014年に設立。ボーイング777−200型機で、バンコクと日本や中国などを結ぶ路線を運航していたものの、経営状況は当初から芳しくなかった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響も甚大で、会社の清算を決議した。
すでに、425人の従業員を、タイの労働法に準拠して解雇し、解雇手当が全額支給されている。清算手続きの完了後に、再就職の優遇措置を受けることができるという。
管財人の任命後、さらなる情報が提供されるとしている。